OLYMPUS E-M1markII+M.ZUIKO 75-300mm F4.8-6.7 II
で撮った、2021年2月の満月です。
焦点距離300mm。 フォーサーズ・センサーなので、35mm換算だと約600mmですね。
今年は5/26が皆既月食だったりして、月を撮る方も多いのではないでしょうか?
※5/26は今日だよ月食だよでも曇で見えなさそうだよorz
なので、レンズの焦点距離と月が写る大きさについて整理してみたいと思います。
ちなみに上の写真を見て、
フルサイズ換算(35mm版換算画角)の焦点距離600mm相当で、 こんな程度の大きさ? と思われた方。
そうです、こんな程度なんです。
図をご覧ください。
地球から見た月の大きさを表す指標として「視直径」というものがあります。
要は見た目の大きさを角度で表そうというもので、月は約0.5度の大きさになります。
※月の見た目の大きさは常に変化しているので、あくまでも目安です。
一方、レンズの焦点距離によって変化する「画角」ですが、
これを各焦点距離で水平・垂直・対角の画角を計算したのが表になります。
※計算はこちらのサイトで行いました。
表で垂直画角が0.5度に達するのは、焦点距離2750mm。 2750mmの超々望遠レンズを使えばセンサーの縦幅いっぱいの月が撮れる
ということです。
表だけでは分かりにくいので、主な焦点距離での月の写る大きさを
比較しながら見てみましょう。
どうです? 表の値に沿って月の画像を数値拡縮してるので、結構リアルな対比になってると思います。 冒頭の35mmフルサイズ換算約600mmで撮った月の大きさ。 だいたい納得いく感じでしょ?
普段は600mmでは倍率が足りないので、これにE-M1mk2のデジタルテレコンを使って 2倍の大きさ=焦点距離1200mm相当にして撮影しています。 それがこちら。
この辺まで行くと、けっこういい感じになります。
※デジタルテレコンは単なるデジタルズームではなく画素補間してくれますから、
画質がさほど落ちないので便利です。
機材によっても違ってくるでしょうが、やはり500mm以上の焦点距離が
欲しいところです。
って考えると、こういうの↓とか「いいなぁ」と思えてきます(危)。
ひゃくまんえんですか、そうですか。
ついでに2倍のテレコンも付けて2000mm。
さらにデジタルテレコンを効かせて4000mmとかやってみたい(錯乱)。
誰か買って(笑)
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